2017年6月11日日曜日

加茂小学校倉見分校+旧倉見川第二発電所+加茂小学校黒木分校(廃縫製工場)【廃墟】

加茂小学校倉見分校










通りすがりの廃工場










旧倉見川第二発電所



2010年撮影


2024年6月追記
グーグルマップで見てみた。




黒木分校のほうが建造されたのも古く先に廃校になったのに、倉見分校よりも状態が良いのは1990年代まで工場として活用されていたということもあるだろう。ストリートビューで確認すると2019年以降の荒廃が加速しているように見える。『OUTDOOR 番外地!』というブログでは、2023年に倉見分校に訪れた際、校庭に積み上げられた土や校舎手前にある倉見川に掛かる橋に木々が多数引っかかっている画像が掲載され、川が氾濫して校舎も水害にあったのではという記録があるので、それが大きな荒廃に繋がったのかもしれない。
撮影当時、まだインターネットもそれほど普及していない時代だった。廃墟写真の情報を集めるのには、当時ネットで掲載されていた画像のブログ主に、直接コメントやメールを送るのが手っ取り早かった。その頃の廃墟サイト主は、自分のことはさておき廃墟を荒らさないで欲しいという思いが強く、とにかく伏字が多かった。個人的には、その時わかっていることは公開しているスタイルだったが、教えてもらった方が伏字にしてほしいというのなら従っていた。現在この場所はグーグルマップにも公開されているくらいだが、他の人が公開しているのを知った時点で非公開から公開に変更している。
たまたま通りかかった廃工場が加茂小学校黒木分校と知ったのも、この追記を始めて検索したからで、それに伴いタイトルを変更した。2018年を最後に更新を滞っている要因は、廃墟写真だけでなく写真を撮るという行為がスマホだけで済ませるようになり、ネットだけで様々な情報を得られること、年齢的な体力の衰えや不法侵入に対してのリスク、観光化された廃墟には魅力を感じないなどなど。しかし、摩耶観光ホテルや若松鉱山などのように、遺構として存続させる活動は素晴らしいと思う。
長々と何を書きたいのかというと、便利ではあるけど情報量が多くまとまらなくなってきたので2024年追記はこの辺で終了。